テレマティクスといえば・・・?
2015年6月22日 公開
自動車業界トピックス
一般的には「テレマティクス保険」と呼ばれる自動車保険です。欧米ではかなり導入が進んでいましたが、日本でもソニー損保が今年2月に発表、導入されました。
仕組みは簡単です。愛車にクルマの動きを記録する機器を取り付け、急加速や急ブレーキといった運転操作の荒っぽさを記録します。
その記録結果を元に、安全運転を行っているドライバー(=事故を起こしにくい)の保険料を安く、そうでないドライバーの保険料は高くしよう、という考え方が導入されています。
ソニー損保が提供するテレマティクス保険は、設置した機器と保険会社との間での通信が行われず、ドライバーによる申告操作が必要です。そのため、厳密にはテレマティクスとは言えませんが、将来的には通信と融合させたリアルタイム計測も可能になるのではないでしょうか。
また、すでにカーナビゲーションシステムやドライブレコーダーのように、クルマの挙動や位置情報を記録する機械の普及率はかなり高くなっています。あとはこれら機器にテレマティクスとして必要な機能(通信、送受信、記録など)を付加すれば、案外簡単にテレマティクス機器への変わります。
今は個人情報保護の観点でどのメーカーも普及には足踏み状態のようですが、経済的メリットや事故に関するより正確な記録の収集、そしてなにより安全運転するドライバー増加への効果を考えれば、今後普及していくことが望ましいのではないでしょうか。
また、そうした記録が車自体にも残るようになれば、中古車取引の面でも信頼性が高まります。
というわけで、私もソニー損保の30日間無料トライアルに応募してみました。
どのような評価結果が出るのかは、本ブログでも報告していきたいと思います!
K.Yamanaka







