集めてみた!「日本でいちばん」
日本でいちばん長いトンネル:山手トンネル

日本でいちばん長いトンネルは、東京都にあります。首都高速中央環状線の「山手トンネル」です。
山手トンネルは、大井JCT〜熊野町JCT間を結ぶトンネルで、長さは18,200m(約18km)もあります。
日本は山が多い国ですので、いちばん長いトンネルも山間部にあると思ったかもしれませんね。東京にあるのは少し意外ですよね。
ちなみにこの山手トンネル、世界でも2番目の長さがあるそうです。
首都圏にお住まいの方は、走行したことがあるかもしれません。
山手トンネルは目黒川、京浜運河の下も走る都合上、道路法により全区間で危険物積載車の通行ができません。ご注意ください。
日本でいちばん長い国道:国道4号線

日本でいちばん長い国道は、国道4号線で、実延長は742.5kmあります。
道路には総延長と実延長があります。
- 総延長:道路法の規定に基づき指定又は認定された路線の全延長
- 実延長:「総延長」から「重用延長」「未供用延長」「渡船延長」を除いた延長
*総延長がいちばん長い国道は、国道58号線で、鹿児島から沖縄を結ぶ道路です。海の上で実際は道路がない「渡船延長」も含んでいます。
国道4号線は、東京都の日本橋を起点とし、青森県青森市にまで至ります。
江戸時代の日光街道、奥州街道を踏襲する道筋になっていますが、各地にバイパスも多数存在します。
いつかは4号線を起点から終点まで走ってみたいですね。
日本でいちばん短い国道:国道174号線

日本でいちばん短い国道は、兵庫県神戸市にある国道174号線です。
神戸港と国道2号線を結ぶこの路線は、実延長187mしかありません。
起点から終点まで、歩きでも2分で行けると言われています。
観光ついでに見学に行ってみると面白いかもしれません。
日本でいちばん高いところを走る国道:国道292号線

渋峠の紅葉
日本でいちばん標高が高い地点を通る国道は、国道292号線です。
この国道292号線は、群馬県吾妻郡長野原町を起点とし、長野県を経て、新潟県妙高市に至る、約116kmの路線です。
最高地点は「渋峠」で、標高2,172mになります。
渋峠は冬はスキーリゾートとして有名で、多くのスキー客が訪れます。
秋には紅葉の絶景が見られる名所としても知られます。
一度は走ってみる価値がある道路ですね。
日本でいちばん大きい交差点:六丁目交差点
日本でいちばん大きい交差点は、宮城県仙台市にある「六丁目交差点(ろくちょうのめこうさてん)」です。
この交差点は先ほど紹介した国道4号線と県道23号線、137号線が交差しており、左折車線を含め、交差点内の車線数は42本にもなります。
また六丁目交差点は、宮城県内の事故ワースト1位としても有名な交差点です。
大きな道路同士が交差しているため、交通量も多く、道路周辺には工業団地や物流拠点が集まっていることから、大型車もたくさん流れ込んできます。
走行する際はくれぐれもご注意ください。
さいごに
今回のDriver’s Info、いかがだったでしょうか。
道路に関して、日本でいちばんのものを集めてみました。
気になったものがありましたら、実際にドライブしに行くのも楽しいかもしれませんね。
次回もお楽しみに。