2014.09.24  日々の諸々 
Koji Yamanaka

先日、愛車の買取り交渉をしてきました。その際、新車ディーラーのほかに買取店もいくつか周って競合させてみたところ、望外の好条件を引き出すことができました。以下、交渉した順に金額の変化をご紹介します。

 

1.ディーラーA:初期査定で200万
2.ディーラーA:店長決済で210万
3.ディーラーB:初期査定で220万
4.買取り店C:初期査定で230万 (この時点でディーラーへの売却は諦めました)
5.買取り店D:初期査定で230万→店長決済で235万
6.買取り店C:店長決済で236万
7.買取り店D:店長決済で238万
8.買取り店C:店長決済で240万+後付パーツ取り外し工賃無料

 

実は5の時点でいったん決心したのですが、片方にお断りの連絡を入れると、すかさず「ちょっと待ってください。それなら〇〇ならいかがですか?」の電話がかかってきました。

 

同じことを繰り返していくうちに、当初の金額よりもかなりのアップとなりました。

 

買取り店としても売り玉として利幅の大きい車種だからということもあったでしょうが。決算月の終盤ということで営業成績のノルマ達成に向けた気合がどちらも凄かったと感じました。

 

買取店を競合させると条件がアップすることは、過去の経験からもわかっていましたが、ここまでの大きな変動は初体験でした。全国各地のオークション相場から見ても、かなりハイリスクな金額になったと思います。

 

「できれば少しでも利益を増やしたい」「オークションに流した時のリスクを小さくしておきたい」というバイアスから、最初の提示額は低くなりがちですが、結局競合により金額は上昇。一方、損をするのは競合を面倒に思ったり相場感を持ちえなかった消費者。

 

そうした査定依頼客に対して、最初から適性な買取価格の提示と十分な説明ができる仕組みがあるといいのにな、と感じました。

 

というのも、小売業では、買う場所、買うタイミング、買う人の交渉能力、売る人の思惑、売る人の事情など様々な要件で同じ商品でも価格は変動します。それら広い意味での「相場」を適切に知っておくことは、売買する両者にとって最低限必要なこととはいえ、毎日商売で接している売る側(今回であれば買う側)の方が圧倒的に相場情報に対して強い位置にいます。

 

それが買う側(消費者)の不信感や不公平感に繋がり、購買行動のブレーキにも繋がっている面もあるのではないか、と思います。

 

ただ、こうした情報格差がプロの飯のタネであるという現実もあるわけで、この格差をなくすことが最適解ではありません。

 

情報の偏りを何か別の形で少しでも埋めることができれば、買う側の安心感につながり、最終的には双方のリスク低減にもつながるのではないか、と思います。

 

以前に比べればはるかに透明性は上がってきていると思いますが、まだまだやれること、やることは沢山あるように感じたバトルでした。

 

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