先日、偶然チャンネルを合わせたTV「奇跡体験!アンビリバボー」で車に関する話しで久しぶりに泣きました。
物語は ニュージーランド オタゴ大学に通っていたウィルと4人の仲間たちが、なけなしのお金を出し合い ランドローバー社のオフロードカーを購入し、「ランディー」と命名したその車にまつわる物語でした。
彼らの「ランディー」に対する愛着は半端ではなく、4人で出かけるときは いつも「ランディー」、シンボルマークとしてステッカーを貼り、旅行に行くなど、かなりの想い出を「ランディー」と共に仲間と分かち合っていました。
しかし、大学卒業を機に、「ランディー」を叔父に預け、それから9年経ち、ウィルはクレアという女性と結婚することに。
それを機に叔父に預けていた「ランディー」を返却してもらったが、すでに「ランディー」は傷みが激しくほとんど走行不可能という状態になっていて修理費用の面も考えてウィルたち4人は相談し、「ランディー」をオークションに出品することにしました。
オークション出品時のメッセージは、「自分たちにとってどれだけ愛着があるものなのか・・」「自分たちよりも大切にしてくれる人に買ってほしい」など、誰よりも「ランディー」を大事にしてきたという内容でした。
その後、バレンタインデーにウィルたち4人は クレアや子供たちとウィルの自宅リビングで何気なくTVを観ていたら、「ランディー」と同じ車種の綺麗なオフロードカーが ニュージーランドの各地を軽快に走るCMが流れてきて、CMの最後に「君たちにハッピーバレンタイン!キーはクレアが持ってるよ」の文字があり、みんなビックリ!
なんと、このサプライズはランドローバー社とクレアのドッキリだったようです。
オークションサイトで「ランディー」を競落したのは、メーカーであるランドローバー社の社員で、ウィルが大事にしてきたというメッセージに心打たれ、購入し綺麗にリストアし、プレゼントしたそうです。
実際に流れたCMがこちらです。↓